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乗り合い型保険代理店に遊びに行ってみるの巻 [共済・保険]

保険の裏側を調べていたら、次々と面白いことが出てきまして。

きっかけになったのは件のなごみ共済。その気になりゃこんなに安く手厚い保障が作れるのに、世の多くの保険商品との差はいったいなんなんだ?と。

日本人の保険・貯蓄好きは世界でも珍しいらしく、おおざっぱに言って実に8割超の人が何らかの生保や医療保険に加入しているとのこと。まあ他国の常識が必ずしも正しいワケでなし、事の良し悪しはともかくとして、日本人がリスクを好まない…というかリスクヘッジを好むのは確かなようです。

「保険はできるだけ入らない」が世界の常識 (東洋経済オンライン)

おいちゃん、平均的な日本人よりはリスク選好タイプ。
通り一遍の博打はたしなみ程度にこなしますが、麻雀はイケイケどんどんだし、競馬は押さえを買わん。どーん!と上に突き抜ける可能性は秘めている半面、ドツボにハマれば谷の深いこと深いこと(T ^ T)

そんなおいちゃんが保険に興味を持つなんて、自分でもちょとびっくりしとりますが(^^;

保険を掛けるというのは、小難しいことはさておき要するに、「いざという時なんて来てほしくないけど、世の中に絶対なんてことはあり得んので、万一何か良からぬことが起きた
時に助けてもらう約束をする」ってことです。

つまり、「自分には必ず良くないことが起きる」と確信している人はたんまり保険に入れば良いし、「自分は事故にも遭わんし大病もしない。もし読みが外れたなら、その一撃でパンクしても構わん!」と言う人は、保険料なんて無駄なもん一切払わんでよろしい。

知ってますか?いつの統計か定かでないけど、日本で20歳まで無事に生きた人が、60歳前に亡くなる確率。1000人中たった3人…0.3%ですってよ(◎_◎;)

以前、一度だけ勤め人やった時、会社に出入りしていた生保レディさんに勧められるがまま、死亡保障3500万の保険に入っていたことがあります。30歳くらいだったかな、当時の掛け金で月3万円ほど。その時は意味も解ってなかったけど、10年ごとの更新で掛け金が跳ね上がる、例の悪名高いやつね(^^;

死亡保障以外の詳しい内容が解らんので、凄まじくおおざっぱな計算になりますが、もしあの保険を満期までかけ続けていたとしたら、30~39歳の10年、120ヵ月で

3万×120=360万

あ、10年後の更新の時、例えば掛け金が倍になるとして、月に6万円も払えんと文句を言うと、レディは「月々のお支払いをお安くする方法がありますよ♡」と囁きます。はい、積み立てていた終身の部分を削るんですね。安くなるワケじゃありません。払うのは自分のお金です。

で、あれこれいじくって、月の払いは4万5千円に抑えられましたよと。ん~、そんくらいなら何とか…となぜか頑張って払っちゃうんですが、40~49歳では

4万5千×120=540万


続けましょう。50代。
月の払いは本来9万ですが、さらに積み立て部分を削ったお陰で6万円に抑えられました。たまたまリストラもされてないし、子供もまもなく成人して手を離れるので、まあ何とかなるでしょう。頑張ります。

6万×120=720万


こんなにおおざっぱでいいワケはありませんが、正確な数字を示すのが目的じゃないので勘弁してください。30~60歳の30年間に払った総額は、

360万+540万+720万=1620万

生命保険はマイホームの次に高価な買い物だってのは本当ですね(*_*)
まあ実際には、死亡保障の他にも病気・ケガで入院した時のための医療保険やら何やらもついていたはずですが、それは置いときます。(実はそこにもいっぱい罠が張り巡らせてあります。そう簡単に必要なだけ払ってもらえるとは思わん方がいいみたい(笑))


さて、この保険に還暦まで入り続けた人が1000人いるとしましょう。みなさん頑張って1620万円払いきりました。幸いにも0.3%には当たらず、命はあります。満期だ満期だ、さあナンボ返ってくるのかな~♪なんてお気楽なこと言っとる人も半分くらいいます。彼らは、自分が積み立てたお金を40~60歳の間の掛け捨て部分の保険料に使っちゃったことに気づいていません。

で。

満期の返礼金、ざっくり100万。←適当

いや、当たらずとも遠からずだと思いますよ、こんなもんです。(笑)


さて、運悪く死んじゃった3人の方です。
二人は奥様がきちんとした方で、旦那さんがどこのどんな保険に入っていたのかきちんと把握していました。お葬式を済ませ、ひと段落してから保険会社に請求して、無事3500万を受け取りました。残されたご家族も、いきなり路頭に迷うことはありません。いやーこの保険に入っていて良かった♪

ところが3人のうちの一人は、40歳の頃、
浮気が原因で奥さんに捨てられてました。両親も他界し、子供もおらず、その他親戚縁者とも疎遠。一応お葬式は身近なところで出してもらえましたが、彼がこの保険に入っていたことを知る人がいません。当然、保険会社に請求する人がいません。彼の死亡保険金3500万は、いったいどこへ行くのでしょう…おいちゃんは知りません( ー`дー´)キリッ


…かなり強引な設定ですね。保険会社さんごめんなさい。

ともあれ、行先のない3500万円以外はだいたい流れが見えました。
1620万から満期の返戻金100万を戻して、1520万。

×生き残った997人=15154400000

0が多すぎて大変ですが…151億です。
※繰り返しますが、特約の医療保険で出る支払いなどは無視しています。


このお金で大勢の外交員を雇い、立派な自社ビルを持ち、派手なTVコマーシャルを打ち、代理店にも販売委託するのでマージンを払いますが、それにしても…それにしてもですよお父さん!(笑)


ちょとマジで!
自分とご家族の入っている保険を調べてみることをお勧めします。



「保険外交員を使わず、オフィスは質素なレンタル、TVにCMも流しません。経費をとことん削って、その分保険料を安く抑え、保障を手厚く。」をモットーに、保険業界に旋風を巻き起こしたのが有名な出口 治明氏、現ライフネット生命会長ですね。
ライフネット生命HPより引用

おいちゃん別にライフネット生命の回し者じゃないですが、この会社のマニフェストはいっぺん読んでおく価値がありますぞホント。誠実とはこういうことです。その生き様は顔に出ます。コチラ



…あれ?
乗り合い型保険代理店に遊びに行ってきた話、ねーじゃん( ̄△ ̄)
面白かったんだわあー。
またこんど書きますん_| ̄|○、


MLMで共済を売る(1) [共済・保険]

付き合いのある保険屋さんに話したら、
「そもそも保険の販売ってマルチでしょ」と軽くいなされた(笑)

保険会社→営業マン、セールスレディ→顧客
           →代理店→エージェント→顧客(→顧客)

くらいの感じなのかな?
マルチレベルと呼ぶにはちょと貧相なシステムだけど、
まあ紹介・宣伝してくれた人にマージンを払って販売網を構築するのは何でも同じ。


MLM、ネットワークビジネス、ヒューマンリレーションシステム…
先人たちが「ねずみ」の悪いイメージを消すため、
呼び名をを変えて頑張った痕跡が見えますね(笑)

友人知人に誘われて一度は関わったことのある人も多いでしょう。

まるっきりのインチキ商売に騙されてひどい目に遭った人、
アメリカ式のセミナーに連れていかれ、その異様な熱気や
ほんとは苦手なくせにちょと無理して盛り上がってる感にドン引きした人、
壇上で輝く月収1000万の成功ストーリーに憧れ、
自分もああなりたいと夢見て頑張ったけど挫折した人…

おおかた、こんなとこかいね?(笑)

あとネットワーカーと呼ばれる人たちもいる。
新しいものが出るとばばばっと食いつき、一気に組織を拡大して先行者利益をむさぼり、
旬が過ぎたとか壁に当たったと見るや次々と別の商材に乗り換えていく…
まあこれはある意味才能かも知れんね、おいちゃんはあんまり好まんけど。


MLMに向かない商品

MLMってね、掃除機とか高級羽毛布団とか活水装置とか包丁とか二十四時間風呂とか、
およそ何でも扱うワケですよ、例えがちょっとだけ時代錯誤だけど。

でもこのシステムは、耐久消費財には向かんのです。

耐久消費財ってのは耐久力がありますから(当たり前)、いくらイイものであっても、リピートの来るもんじゃないです。腕利きのセールスマンがどんどん新規顧客を見つけてきて売りまくるならいいけど、それはその人の才能・スキルであって、みんなができることじゃない。少なくともおいちゃんには無理┐( ̄∇ ̄;)┌

となると、売った人に対する一件あたりのマージンをかなり高く設定しないと、ビジネスとして成立しないワケです。だって、売れ続けないと継続的な収入にならんでしょ?


30万の掃除機を親戚のおばちゃんが買ってくれて、直接紹介なのでコミッションは50%(適当です)15万貰えました。嬉しい♪

そのおばちゃんはお金持ちだから友達にも裕福な人が多くて、どうやらその掃除機は吸引力が落ちないってんで(どっかで聞いた)友達3人が買いました。

するとおばちゃんには15万×3で45万、おいちゃんには二段目に当たるそのおばちゃんが売ったことで一件10%、3万×3の9万が貰えました。おいちゃん何にもしとらんのに、きゃーラッキー♪

おばちゃんから買った友達の一人にネットビジネスで大成功している甥っ子がいて、超高級マンションの2部屋を壁ぶっこ抜いて50畳のリビングにしちゃってるものだから、その吸引力の落ちない掃除機がどうしても欲しいらしい。30万?なんだ安いじゃん、きっと一緒にビジネスやってる友達も欲しがるし、 今付き合ってる彼女の部屋の分もいるかな、三つ買うわ、はい90万。

おいちゃんとこには三段目のコミッション5%、4万5千円がもらえました。
二人目、三人目のおばちゃんにも同じことが起こって、計13万5千円。

おばちゃん一人紹介しただけなのに、15万、9万、13万5千の 計37万5千円!
んまあ何てことでしょ♪

さらにその甥っ子の吸引大好きな彼女、浮気相手の爺が豪邸に…あ、もういいですか。


でも、おいちゃんそんなに知り合いいっぱいおらんし、何とかしなきゃともういっぺんおばちゃんとこ行ったけど掃除機壊れる気配もないし、結局それでおしまい。最初にボンと入った時に調子こいてキャバクラで豪遊した分でアシ出ちゃいました。



…てな感じになります。(フィクションですよ念のため)


ところでこの掃除機、原価ナンボよ┐( ̄∇ ̄;)┌?
テレビ広告打ったほうが値段安くできるんでないの?

実際、数年前にMLMでウン十万円で売られていたのと同じ商品が、ふと見た深夜のテレビショッピングでニーキュッパで出てましたなんてのも良くある話です。


結論。MLMに耐久消費財はなじまない。
リピートのある商品であることが必須!


タイトルに「共済を売る」って先に書いたのに、話逸れちゃった。
(2)に続く…ことにしとこ。
次回はおいちゃんが実際にやっていたダイエット食品の話でもしよか。


タグ:MLM
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保険業界に挑んだ男・中川博迪 [共済・保険]

前回、保険業界の圧力で多くの共済が潰された話をしました。
経済が何ものにも優先するのはどこも同じ、珍しい話じゃありません。
新しい道を拓く者に、既存勢力からの逆風は避けられないのも当たり前。

しかし逆に考えればこれは保険業界は共済を恐れた」ということが言えます。
このままじゃ喰われる…と脅威に感じるほどの商品と戦略だったんですね。

顧客からすれば、保険に求めるのは「わかりやすい」こと、そしてできれば他の保険商品より「安くて手厚い保障」が受けられること、「信用できる会社であること」これだけ。
つまり万一に備えて安心できればいいという事ですよね。

逆に売り手…この場合 末端の販売員のことですが、他社の保険代理店からもEXAに乗り換える者が続出したとのことで、実はこの意味は大きい。EXAが顧客のみならず販売員までもどんどん増やしていったのは、一言でいえば「売りやすかったから」ということ。そして乗り換えた販売員は、既存の保険を必死で売るよりも利益が出やすいと判断した訳です。

顧客のためになると心から信じられる時、売り手はストレスなく仕事ができるものです。中には怪しい壺を売る人のように、何ら良心の呵責を感じることなく他人を騙すことのできる人もいますが、それは特殊なケース…のはず(笑)

逆に、相手に損させると解った上でそれを売るのはツライものです。
おいちゃんはかつて商品先物取引の営業をやった経験がありますが、あれはキツかった…。自分自身は相場が大好きで、それ売りだやれ買いだと切った張ったやりたいクチですが、会社に所属して新規顧客開拓に走る立場では、相場の状況に関わらず常に「社長!今ならぜったい儲かります!買ってください!」なんですね(^^;
自分なら売りだと思っている時に限って、人の好い町工場の社長が釣れちゃったりなんかして、案の定 上司にコテコテにいじられてドツボにハマっていく様を見るのは本当にしんどかった。

ある程度 仕事が解ってきてからは、自分の顧客には「上司のいうことは真に受けないでください。彼らあなたに儲けさせるつもりなんかサラサラありませんから。ボクが会社から電話している時の話もウソです。本当に必要な情報は、外から電話しますから」なんて、バレたら会社に訴えられそうなことやってました(笑)

まあ相場なので、相手に良かれと思ってやったことが裏目に出たりもしましたが、少なくとも「自分を信じてくれたあなたに儲けてもらいたい」と思ってやっているんだということは相手に伝わるもので、損させてしまった人とも良い関係を築くことが出来たように思います。

話が逸れましたが、要するに。
買い手にとって素晴らしい商品は売り手にとっても楽だということです。安くすることで利益が薄くなるなら売り手は困りますが、そうならない方法があったということです。


EXAはそれまでにない顧客寄りの商品を出すことに成功し、一気に拡大したことが仇となり既存勢力に潰されてしまったワケですが、その仕掛け人がこの人、中川博迪氏。

 

 

世の中、まだまだ凄い人がいるもんですね。
略歴を見つけたので載せておきます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
中川博迪
1967年4月
東京生命保険相互会社 入社
九州大学文学部卒業後、東京生命に入社。生命保険業界でのキャリアがスタート。
1973年9月
アリコジャパン(現:メットライフアリコ) 入社
外資系生命保険会社第1号として営業を開始したアリコジャパンに入社。営業の中心メンバーとして、現在のアリコ社の礎を築く。
1989年12月
同社 取締役兼営業本部長
日本にはまだ存在していなかった画期的な商品や新しい販売手法等を用いて、1990年には保有契約高5兆円を超える企業となるアリコ社で、営業部隊の指揮官として、その拡大に辣腕をふるう。
1991年12月
同社 取締役副社長
1993年5月
アクサ保険 日本連絡事務所 上席顧問
「会社の利益を追求するだけではなく、社会にも還元していくべき」との信念からアリコ社を退社。パリのアクサグループ本部を訪問、長期的視点で、日本での保険会社経営を検討していたアクサ代表と面談。300億円の投資と共に招致を実現。
1994年7月
アクサ生命保険株式会社 取締役副社長
アクサ代表との約束により、3年間は副社長を務める。
1997年1月
同社 代表取締役社長
1999年7月
エキスパートアライアンス株式会社 起業
「日本の生命保険を変えたい!同じ保障をもっと安く提供出来るはず」との思いから創業「誰もが生きている喜びを感じられる社会づくりに貢献する」との企業理念を掲げ、5名でスタート。
保険の常識を破る画期的なビジネス手法で共済事業を展開。
理念を伝えるため全国で講演会を開始、現在までで、1,200回以上の講演を実施。
2000年
創業2年目から社会貢献活動を開始
社員や代理店等事業に関わる人々による「全員参加の社会貢献」を提唱。寄付額が事業収益の伸びに比例して伸びていくという寄付と事業を連動させた経営を推進。
また、団体や組織を通じてではなく、支援を受ける人に直接手をさしのべる、「顔の見える社会貢献」を大切にし、10年間(2010年度末まで)で、約24億円の寄付を実現。
2008年8月
アイリオ生命保険株式会社 誕生
創業9年目で、一般の事業会社で言う「売上げ」にあたる共済掛金収入で約280億円(平成20年3月期)達成。保険業法の改正に伴い、生命保険会社への道を選択。
保険業法改正当時約430社と言われた任意共済の会社のうち、生命保険業の免許を取得し共済契約を承継した唯一の会社。
2012年4月
一般社団法人 チェンジ・メーカーズ 始動
事業を通して社会の役に立つ仕組みを提案するとともに、「日本を変えていこう」との気概をもつ人々の育成を支援し、彼らの連携や協力関係を築く受け皿となるべく、2011年11月に社団を設立。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

YouTubeで動画を漁ったら、バリの兄貴との対談が見つかりました。
巨漢の兄貴・丸尾氏と並ぶとちんちくりんのお父さんですが、
「ただ売って儲かりましたなんて恥ずかしい」
の言葉が印象的です。

バリの兄貴(丸尾孝俊)×元アクサ社長(中川博迪)による対談 by NAKATA-KIKAKU

 

多くの人はブランドに弱いです。人でも会社でも、知名度が高いというだけで比較的安心して受け容れます。「ブランディング」とか「インフルエンサー」なんて言葉もよく目にしますが、自分自身や扱う商品がブランドとして確立してしまえば商売が飛躍的に容易になるからこそ、起業家はそこを目指す訳ですね。

ただ、有名なのと良いものであることは、
まったく無関係とは言いませんが幻想の部分は大きい。

ネットの世界でインフルエンサーとして大きな影響力を持つ人と言えば…例えばホリエモン?彼の言うことだから正しいに違いないと、自分で考えることなく受け容れるなら、あなたは彼の素晴らしいお客さんになれます。(笑)

ブランドを確立し人々の信用を得て、駅前の一等地に素晴らしい自社ビルを持ちTVで大々的にCMを打ってさらに知名度を増し信用を高め…そうして売りやすい立場からとんでもない保険を売って濡れ手に粟のような商売を続ける保険業界を変えることが自分の使命だと、中川さんは思ったんでしょうか。



…なかなか話が進みませんで_| ̄|○、
資料を集めていると、次から次へと面白い話が出てきて困っちゃいます(笑)

なごみ共済の組合員募集を一手に引き受けるのがWIS株式会社。
その社長が藤野譲治 氏で、アリコジャパンの生命保険の通販部門を立ち上げた方。
なごみ共済の現理事長は前回も書いた
坂田道生 氏で、WISの藤野さんは彼の大先輩…あーややこし。

中川さんは略歴にもある通りアリコの副社長を務めた方なので、藤野さんとの接点は解りました。2013年に立ち上げたなごみ共済は、EXAで苦汁を舐めた中川さんの保険業界へのリベンジだという話を聞いておいちゃんワクワクしとるんです(笑)

これほどの人物が、何の策もなしにEXAと同じ轍を踏むワケがない。
今度は潰されず、業界にビシッとくさびを打ち込める勝算があるはずと見てますよおいちゃんは( ̄ー ̄)ニヤリ


今月末に、おいちゃんの住む札幌でWIS(株)のセミナーがあるので、そこでまた詳しい話を聞いてきましょかね。

あー面白い♪


ちょっと保険のこと勉強してみよ♪ [共済・保険]

…と思い立ちました。
なごみ共済の何が優れているのか理解するには、他の保険のこともちょっと知らないとね。

まずは自分の入ってる保険。
えと…
あれ?保険証券が見当たらん(*_*)

確かMで始まる会社名だったような気がするけど、知人に任せっぱなしだったし。

掛け捨ての医療保険で、入院1日あたり15000円
おいちゃんガンになっても治療受けない主義だから、ガン特約は無し。もちろん先進医療なんとかかんとかも無し…だったはず。
掛け金が月に1万円ちょと切るくらいだったかな。

手術の時に見舞金だか一時金だかが出るとか出ないとか。
それに免責期間がどうとかこうとか…

…ダメだこりゃ、ちーとも参考にならんじゃ_| ̄|○、

でも、けっこうそんな人多いんでないのかねえ(^^;
おいちゃんほどズボラじゃないにせよ、どんな時に何をしてもらえるかまで詳しく解っとらんでしょ?そこのあなた、どう?


まあしかし便利な時代です。
本屋さんや図書館に行かなくても、たいていの情報はネットに溢れてます。
見つけましたよ。

 

 



これ、素人にもとても解りやすい平易な言葉で書いてくれてます。

著者の一色誠さん、世界最大の外資系保険会社を皮切りに、生命保険や共済の代理店、保険料節約コンサルタントなど、保険業界の裏も表も知り尽くしたプロ。
いろんなエピソードが実際にためになるのと、単に読み物としてもひじょーに面白くて、ほんとに30分で一気に読み切っちゃいました。
おいちゃん、『騙されるかわいそうな顧客』に当てはまること当てはまること(笑)


話逸れるけど、冒頭第2章に面白い話が載ってました。
ちょっと長いけど引用しますね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
保険業法 改正 の 怪

保険業法 の 一部 改正
  平成 一八 年 四月 一日、 改正 保険業法 が 施行 さ れ た。

それ まで どこの官庁にも 属し てい なかった共済事業 三 〇 〇 〇 社 あまりが消滅 し た。金融庁 はJA共済 と 全労済 や 都民・県民 共済は 農水省 や 厚生労働省 などの「利権」 が 絡むためなのか残すこととし、その他の 共済 すべてをつぶしたのである。
身体や精神 に不具合があり、生命保険会社 から 見向き もされない弱い立場の人たちの「 相互扶助」を目的とした共済 までも潰された。

PTAの互助組織、 生保に入れない 老齢の方々の 互助組織まで 一律に潰された。
その他、 組合員 に支持 され続けた『 優良な共済』も全て 潰さ れ た。

なぜ、そんなことになったのか?

理由は、簡単。

小泉 構造改革 の 失敗 で デフレ 経済 が 長引き 国民 の 所得 が 減少 し て いく 中、 生命保険 を解約 し て「 ある 生命 共済」 へ 加入 する 顧客 が 急増 し た。

この事 に 危機感 を持った生保 業界 は、初めて 外資系生保 と共闘、 急成長 を 遂げ た「 ある 生命 共済」 をつぶすべく、 保険業法 の 改正 を 金融庁 に 迫っ た ので ある。

こと ほど 左様 に 生命保険 会社 とは、「 言っ て いる こと」 と「 やっ て いる こと」 は まったく 異なり、 営利 を 追求 する 民間 企業 として、 加入者 の 利益よりも、会社 の 利益を 最優先 に追い求めてきた。 これを責めてはいけない。

生命保険会社といえども、 単なる 営利追求型の民間企業 なのだ から。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

この潰された「ある生命共済」の名は、エキスパート・アライアンス(EXA)。
実は現在の楽天生命の前身です。

この辺の話は、まあ双方の言い分があるのでしょうが、既得権益を持つ勢力の陰謀論めいたところがあって非常に面白い。あちこちに書かれているので、検索すればいろいろ出てきます。こんなとかこんなとか…うわ、高っ[あせあせ(飛び散る汗)]楽天さん、やることが汚ねえ!amamoさんのブログもついつい読んじゃうわー(笑)


で!ここからですよお父さん!( ̄ー ̄)ニヤリ

この既得権益層に潰されたEXAの話が、なんとなごみ共済の設立につながってくるワケで…


…すんません、ちょっと人の繋がりを把握し切れてないので、詳しくはまた今度の機会に(笑)


あいやー、既得権益層のドテッ腹に風穴を開ける話が面白くて読みまくってたら、話逸れたまま終わっちゃった。保険の勉強したいのに_| ̄|○、

まあでも、この一色誠さんがなごみ共済を諸手を挙げて賞賛しているのを見て、おいちゃん自分の目は間違ってなかったなと、ちょっと得意になりましたよ♪
自分の保険、騙されてるんやないかと不安な人は絶対本を読んだ方がいいと思うけど、一色さんのサイトでも重要なポイントを教えてくれてます。こちら


毎月の保険料が15%安くなりますってさー [共済・保険]

見たら三カ月ぶりの更新になります。
いや、何もしとらんかったワケじゃないけど、んじゃ何をしていたのかと訊かれると…まあ、人間そんな時もあるしょ。そう責めなさんなって。

なんだかねえ、ネットであれこれイイ話を見とると、意識高~い系って言うのかね?アタマん中だけエラくなっちゃったような連中がわっさわさ蔓延っちゃって。おいちゃんついていけんわと思ってたら、やはりそう感じる人はたくさんいるみたいで、面白いCMを見つけました。

「異業種交流会の意識高い系の人たちの挨拶」キリン生茶…あいや、動画がYouTubeから削除されてました。どっかから苦情出たんかねえ、面白かったのに(笑)

何か代わりになるもの無いかと検索してみたら、ありましたありました♪
f:id:lollipop-candy-syndrome:20151220172539j:plain
意識高い系の人が使いそうなカタカナのビジネス用語を68個解説してみた
たろさんのブログ

いくつか抜粋すると…

アグリー / agree
賛成のこと。英語的には「支持する」「同意する」という意味。
「それ、アグリー」なんて使い方をしま…しねぇよ!

アジェンダ / agenda
予定とか議題のこと。
「アジェンダ確認しておいて」とか言う人いますよね。
普通に予定で良くない?予定確認しといてーとかさ。

イシュー / issue
問題という意味。異臭ではないので間違えないように。
街中で「Big Issue」という雑誌が売られていたのを思い出します。

ちなみにボクはイシューからはじめよという本を持ってます。
まだ読んでません。

ウィンウィン / win-win
双方に利益が出ること。またその状態。
「うぃんうぃん!」と元気よくいうのがコツです。
ここには含めてないけど「ゼロサム」とかも元気良く発音しましょう!

コンセンサス / consensus
合意という意味。
「それアグリー」が許されるなら「それコンセンサス」も許されると思う。
「それロン」みたいなノリで。

サジェスチョン / suggestion
示唆すること。
サジェス・チョンさんとかアメリカに居ないかな?
サジェ・スチョンさんでも可。


…なんてのが68個。
いやーたろちゃん面白い!


…なんだっけ。
えと、三カ月も寝くさっとった言い訳をしようと思ったんだけど…まいーや。
とりあえず、デキるふりこいて無駄にカタカナ言葉使わんでくれんかと。月収100万だか1000万だか知らんが、何をその程度でエラそーに。稼ぐ金の高で人の価値が決まるなら、おいちゃんだってなあ、おいちゃんだってなあ…下僕にしてくださいよろしくお願いします_| ̄|○、


で。あれキライこいつ顔が気に入らんと文句ばっか垂れて、勉強するフリしながらぼぉ~っとしとったんだけどね、ついにピンと来たんですよ!

なごみ共済!

簡単に言うと、あなたが今払ってる医療保険、15%
安くなるけどいかが?って話。保障は、今おいちゃんが入ってるものと比べただけですが同等以上ですね。安くできるのには理由があります。

さらに、それを広めるエージェントの仕事をして継続的な権利収入を貰いませんか、と。組合員の募集をMLM方式で行っているので、マルチとかねずみとか偏見のある人には向かない仕事かも知れませんが、れは正直…凄い可能性を秘めているとおいちゃんは見ました。

だって…頑張って売る必要ないやねこれ?
差別化も必要なし。保障内容価格、そして会社の信用だけ。

いざという時のための保険なのに、付加価値つけたようなフリして話をややこしくして、気づいたら騙されてましたなんてのはもうたくさん(=_=)
「マルチは悪い」と決めつける人はたぶんいるけど、そういう人はちょっとお高めの保険料を払ってりゃいいだけの話で、別に一生懸命説得してまで入ってもらわなくてもいいもの。

そして、何より惹かれるのが、『商品が保険である』ということ。
実はおいちゃん、昔ダイエット食品の販売代理店をやっていたことがありまして。モノは良かったんですよ?自分も周りもけっこう痩せられたし、血圧下がったりアトピーが改善したり、まあよくある体験談ですが、実際に身近で見てるのでウソじゃないです。

ただそれでも大変だったのは、ずっと愛用してもらう作業。
つまり、一時的にでなく、食習慣を永続的に変えさせるってことだもんね…いくら健康に良いったって、普通に考えてそら簡単ではないわな(^^;

その点、保険なら。
ずっと入り続けてもらう作業…要らんよねたぶん(笑)
もっと良い商品・会社が出てきたら別だけど、少なくとも「何らかの保険に入りいざという時のために備える」という習慣は今の時代ほとんどの日本人が持ってるので、そこおいちゃんの仕事やない。

と考えると、ビジネスというにはちょっとおこがましいほど、判断相手任せの丸投げ情報発信だけが仕事なんじゃなかろか…あとは、その無責任方式をダウンラインの方に伝えていくのが効率良いんじゃなかろか…うわーすっげー殿様商売♪(^0_0^)


…と、始める前から妄想たくましく膨らむおいちゃんです。(笑)



さてこのなごみ共済。設立が2013年12月と、まだ2年半の新しい組合で、現理事長は元アリコジャパン藤野社長の懐刀坂田道生氏。 保険のプロ中のプロです。大手金融機関のやり手にしては温和な顔をしておられますな(笑)


で、権利収入目指すワケなので、よーするに何をやったらナンボ貰えるのか?が知りたいところですが、これをおいちゃんに教えてくれた安藤さんが、メール3通やり取りしたところで倒れて入院しちゃいました_| ̄|○、なので詳しい話はまた今度ね

ちょどいい機会だから…なんて言ったら罰当たりますけど(^^;
でも安藤さんに保険金の請求や支払われるタイミングなんかも聞いてみよう♪

そのうち、この情報発信のための自分用のサイトを作ります。


…てか誰か作ってくれませんか(T ^ T)オネガイ


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