パナマ文書。駆け巡るアングラマネーの実態は明かされるのか。 [国際金融資本]
いろんな情報が交錯して、個人が報道から全体像をつかむのはちょと難しく思えます…が。
租税回避の取り締まり、もぐらたたきの様相(タイトル引用~ウォールストリートジャーナル)
「パナマ文書」が明らかにしたのは租税回避地が移り変わっているという事実だ
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租税回避スキャンダルの震源地となったパナマの首都パナマ市の高層ビル郡 PHOTO: CARLOS JASSO/REUTERS
パナマ文書。
折しもつい先日、今の世界の状況を【グローバル金融資本】vs【国家】という切り口から分析する人達のセミナーに興味本位で参加してみたところでした。
話によれば、今や世界に流通している通貨の30%がアングラマネーだとのこと。
911をきっかけに、テロ資金の流れを探るため米政府が世界各地のタックスヘイブンをつっついてみたところ、出るわ出るわ世界的な大企業の裏金どっちゃり(*o?o)
「いー加減にしてください、ちゃんと税金払ってもらいますよ」ってことで始まったFATCAって米国の法律の施行が日本では2014年7月。
それがついこの間、三月にそのセミナーを見た後、展開をワクワクしながら見ていたらさっそくコレだもの((((;゚Д゚)))))))
ユダヤ金融資本の裏を見抜く男たちに書いた日本を代表する各分野の専門家で、その分析はとてもそこいらの陰謀論と一緒くたにできるような代物ではない。何より、このパナマ文書流出事件が、彼らの話とこうもビタリ一致してしまっては・・・
いくつか記事を拾っただけでゾロゾロでてくる、偶然とはとても思えない証言の一致。つい先ほどパッと目についただけだが、一例を挙げておきます。
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ウォールストリートジャーナル日本語版より抜粋
★「当局による持続的な取り締まりを受けて、人々は代替的な租税回避地に
目を向けている。それはより遠く離れた、エキゾチックでさえある場所だ。」
国際的な税務助言サービス会社Taxand取締役マーク・サンダース氏
★国際決済銀行(BIS)が公表した世界の銀行貯蓄と預金に関するデータでは
「アジアへの移動の兆候」が見られるという。同教授は「このシフトは明らかに
シンガポール、ドバイ、そして香港向けだ」
租税回避地に関する数冊の書籍を執筆している
シティ大学ロンドン(CUL)のロナン・パラン教授
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冒頭WSJタイトルの「租税回避地が移り変わっているという事実」、
そしてマーク・サンダース氏の言う「代替的な租税回避地に目を向け…」
そしてパラン教授「アジアへの移動の兆候」。
これらの言葉とピタリ符号し、なおかつ今これが暴露されねばならない理由を明快に説明するかのようなそのセミナーが収録されたのは、この事件が報道される三カ月以上前のこと。
「マスコミでは報道できないから」と、ネットで限定配信されました。
視聴者はわずか15000人。
裏情報などではありませんよ、と。
公開された情報から分析・推察するのが諜報ですと、彼らは言いました。
彼らの分析が的外れでないとするならば、情弱おいちゃんにもはっきり解る。
このパナマはほんの序章に過ぎない。
グローバル金融資本…すなわち企業と国家の戦いは、ここから本格化することになる。
2016年、世界の勢力図が大きく変わり始める激動の年。
締め上げられるグローバル資本。タックスヘイブンの本丸、ロンドンシティはどう動く?
FATCAのおかげでスイスもケイマン諸島も使えなくなる2016以降、
追い詰められたアングラマネーが狙いを定めるのは何と…
北朝鮮!
いやー、これ、そこらの半端な映画よりずっと面白い(笑)
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