転載:【RPE】★ヒラリー・クリントン、FBI副長官を買収???
ちょと話がややこしくてコメントできないので、そのまま転載です。
世紀の大統領選もいよいよ大詰め!
叩けば埃が出るのは誰もが同じとは言え、ヒラリーさんの埃、なかなかに濃密(笑)
日時: 2016年10月26日 0:00:00 JST
件名: 【RPE】★ヒラリー・クリントン、FBI副長官を買収???
RPE Journal==============================================
ロシア政治経済ジャーナル No.1454
2016/10/26
===========================================================
ヒラリーさんに「FBI副長官を買収した」疑惑が出てきました。
==========================================================
★ヒラリー・クリントン、FBI副長官を買収???
全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!
北野です。
「世界最大のリアリティーショー」アメリカ大統領選挙、あとし
ばらくで結果がわかります。
数々のわいせつ行為が暴露され、苦境に陥っているトランプさん。
一方で、ヒラリーさんは、「私用メール問題」を抱えていました。
ところが、ここにきて「新たな疑惑」が出てきました。
▼ヒラリーは、FBI幹部を買収したのか?
こちらの仰天報道をごらんください。
↓
<米大統領選 クリントン氏と親密な知事の政治団体、FBI幹部
の妻に5200万円大口献金
産経新聞 10月25日(火)9時10分配信
【ワシントン=小雲規生】米大統領選の民主党候補クリントン氏
と親密なバージニア州知事の政治団体が、連邦捜査局(FBI)幹
部アンドリュー・マッケイブ氏の妻で、2015年に同州議会の上
院選挙に立候補した女性に約50万ドル(約5200万円)の献金
をしていたことが分かった。
24日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルが報じた。>
ヒラリーさんと親密なバージニア州知事の政治団体が、FBI幹部ア
ンドリュー・マッケイブの妻で、バージニア州上院選挙に立候補し
た女性に、
50万ドル(約5200万円)献金した。
バージニア州知事は、マコーリフさんといいます。
マコーリフさんは、
1996年、ビル・クリントンの大統領再選キャンペーン、
2008年、ヒラリー・クリントンの大統領選挙キャンペーン
を率いた人物で、クリントン夫妻と、とても親密。
それで、マコーリフさんの団体が、ヒラリーさんの意志と無関係に
FBI幹部の妻に献金したとは考えにくい。
<マッケイブ氏は選挙後の7月末にFBI副長官に昇格し、クリン
トン氏の私的メールアカウント使用問題の捜査に関わった。
マッケイブ氏の妻はメール問題が発覚した3月に出馬を表明したが、
6月の選挙戦で共和党の現職候補に敗北した。
FBIはマッケイブ氏が妻の選挙運動には関わらなかったとしてい
る。>(同上)
ヒラリーさん友人が5200万円献金した女性の夫は、FBI副長官に昇
格した。
彼は、ヒラリーさんの「メール問題」に関わったのでしょうか?
AFP=時事10月25日付には、こうあります。
↓
<この幹部はその後、クリントン氏の私用メール問題の捜査を監督
する立場になった。>
もう一度整理してみましょう。
1、ヒラリーさんの友人は、FBI幹部の妻に5200万円を献金した。
2、このFBI幹部は、後にFBI副長官になり、ヒラリーさんの「メー
ル問題」を「監督する立場」になった。
これは、偶然でしょうか?
「メール問題」の捜査を監督する人物を「買収」したのでは?
当然、こんな疑惑が出てきますね。
トランプさんの反応は?
<この報道を受け、共和党候補ドナルド・トランプ(Donald
Trump)氏(70)は「クリントン氏は説明責任を果たすべきだ」
と批判している。>(同上)
この問題は、どうなるのでしょうか?
▼ヒラリーは、「超法規的」存在
これ、日本人の感覚だったら、アウトかもしれません。
日本であれば、有罪が確定する前に、マスコミが騒いで退場にな
ります。
実際、日本では、「金銭問題」で多くの政治家が失脚している。
しかし、ヒラリーさんは、どうも「超法規的存在」になっている
ようなのです。
日米関係、米中関係の本質を知りたい人にとって、アメリカ在住
政治アナリスト伊藤貫先生の
●「中国の『核』が世界を制す」
(詳細は→ http://tinyurl.com/jaw77rt )
は、必読です。
伊藤先生によると、クリントン夫妻は、中国から金を受け取って
いた。
しかも、80年代から。
<クリントン夫妻とリッポ財閥の腐敗した癒着関係は、少なくと
も一九八三年から始まっている。>
(「中国の『核』が世界を制す」261p)
「リッポ財閥」とは何でしょう?
<中国共産党と人民解放軍は、クリントン夫妻に対して多額の贈
賄をするパイプとして、インドネシア・香港・中国に拠点を持つ
リッポ・グループ(力宝集団)を使用した。
リッポ・グループはインドネシアの華僑財閥・リアディ家が所有
する企業集団であり、銀行業・不動産業・流通業・観光業等を経
営している。>(同上260p)
「多額の贈賄をするパイプ」として利用される企業。
なんとも「中国らしい」話です。
<ヒラリー夫人が上級パートナーを務めるアーカンソーの法律事
務所は、この時期から、リッポグループの「顧問」として高額の
報酬を得ている。
FBIは、「クリントン夫妻と人民解放軍スパイ機関との協力関係
が始まったのは、たぶんこの頃だろう」と推定している。>
(261p)
この部分は、かなり衝撃的。
なんとFBIは、「クリントン夫妻と人民解放軍スパイ機関が協力
関係にあることを知っている」。
では、なぜヒラリーさんは、オバマ政権で国務長官を務め、民
主党の大統領候補になれたのでしょうか?(理由は、後述。)
そして、ヒラリーさんの夫ビルは1992年、「中国の金も」使っ
て、大統領選に勝利。
さらに1996年、また「中国の金も」使って、再選を果たした。
<クリントン夫妻は一九九二年の大統領選に出馬したとき、リ
アディから少なくとも(後に判明しただけでも)一二五万ドル
の賄賂(違法な政治資金)を受け取っている。
一九九六年の大統領選挙では、リアディ(リッポ・グループ)
からクリントン夫妻へ、はるかに巨額な賄賂が動いた。>(261p)
そして、驚くべきことに、「クリントン夫妻が中国から金ももら
っていたこと」は「公」にされます。
しかし・・・。
<一九九七年にこの事実が明るみに出たとき、クリントン夫妻は、
「われわれはカネを受け取ったかもしれないが、何も憶えていな
い。
誰がカネを出したのか、われわれは何も知らない」と言い張って、
逃げてしまった。>(261p)
ここで、再度疑問がわきます。
なぜクリントン夫妻は、中国から違法な金ももらい、しかもFBI
がそれを知りながら、罪に問われないどころか、出世しつづける
ことができたのか?
<一九九二〜九六年のFBIとNSAの盗聴活動により、中国政府の首
脳部が米国政界に対して大規模な贈賄工作を実行していることは
明らかであったが、国務省・ペンタゴン・司法省・CIAは、この
大規模な贈賄工作を止めることはできなかった。
たぶんこれらの組織は、政治的な理由から動けなかったのだろう。>
(278p)
FBI、NSAは知っていたが、「国務省」「ペンタゴン」「司法省」
「CIA」は、「政治的な理由」から動けなかった。(!)
伊藤先生は、さらに解説をつづけます。
<米民主党の政治家たちが中国から収賄しているというニュース
がアメリカのマスコミに載るようになったのは、一九九六年後半
である。
(中略)
この大規模な贈賄工作が、中国政府のスパイ組織による深刻な外
交問題であるという解説記事が米マスコミに載るようになった
のは、一九九七年の春以降のことである。>(279p)
これを受けて、FBIは、事実関係の調査に乗り出した。
ところが・・・。
<しかしFBIと連邦政府検察官による贈賄事件の捜査は、数か月
しか続かなかった。
一九九七年初頭、ホワイトハウスの命令を受けた司法省が、こ
の件に関する捜査を打ち切る決定を下したからである。>(279p)
しかも、「露骨な圧力」があった。
<この事件の捜査を続行するために独立検察官を任命すること
を主張したキャリア検察官、チャールス・ラベラは、即刻、解
雇された。
他の検察官たちはラベラが即座にクビになったのを見て、「こ
の事件には、深入りしないほうがよい」と理解した。>(279p)
ここでわかるのは、「アメリカは三権分立の確立された理想的
な民主主義国」というのが「幻想だ」ということ。
アメリカにおいても、中ロ動揺、「政治」が「司法」より強い
のでしょう。
ヒラリーさんは、いわゆる「私用メール問題」も逃げ切りまし
た。
今回の「FBI幹部買収疑惑」も、おそらく大さわぎにならない
と思われます。
ここまで読まれた皆さんは、きっと「反吐が出そうだ!」と
思われていることでしょう。
しかし、ヒラリーさんは、日本の軍事同盟国アメリカの大統
領になる可能性が高い人。
中国に対抗するためには、「大事にしなければならない人」。
とはいえ、彼女に関する「不都合な真実」も知っておくべき
ですね。
●PS1
ヒラリー・クリントンに関する「不都合な真実」といえば、
この本は必読です。
●クリントンキャッシュ
(詳細は→ http://tinyurl.com/hp7ynrn )
「ヒラリー財団」や「ビル・クリントン講演」の「グレー
ゾーン」に関する本。
これを読むと、ヒラリーさんは、ロシア、カザフ、インド、
アフリカ、中東、南米でも大金を稼いでいて、
「中国依存度」がかなり下がっていることがわかります。
ある面「ホッ」とする本(笑)かもしれません。
しかし、正義感が強すぎる人は、読まない方がいいかもしれま
せん。
●PS2
北野が「世界情勢分析する方法」を完全暴露しています。
これを読むと、あなた自身で、日本と世界の未来を予測でき
るようになります。
政治家、経営者、起業家、ビジネスマン必読。
↓
【4刷決定!】
●日本人の知らない「クレムリン・メソッド」
〜 世界 を動かす11の原理 (集英社インターナショナル)
北野 幸伯
(詳細は→ http://tinyurl.com/hrq5f3x )
●面白かったら、拡散お願いいたします。>
▼危機克服本コーナーへ
================================================================
【北野幸伯の激面白本】
●日本自立のためのプーチン最強講義(集英社インターナショナル)
(詳細は→ http://tinyurl.com/nkam4c9 )
「日本自立本」の決定版!
最初から最後まで、徹底的に具体的・現実的!
これで、「日本が自立する方法」を完璧に理解できます。
09年9月、アメリカに嵌められたロシア・ベド大統領は、プ
ーチン首相を解任した。
命の危険を感じたプーチンは、日本に政治亡命する。
日本柔道界に保護され、稽古に励むプーチン。
しかし、日本政界は、彼を放っておかなかった。
行列をなして彼のもとへ訪れる日本の政治家たち。
その中に、再起を誓う矢部元首相の姿があった。
プーチンは、90年代アメリカの属国だったロシアを、どうや
って「自立」させることに成功したのか?
懇願する矢部に 、ついにプーチンは口を開き、その「秘密」
を語りはじめた。
「プーチン最強講義」の内容は?
・中国から尖閣・沖縄を守り、かつアメリカからの自立も成
し遂げる方法とは?
・集団的自衛権と憲法改正。日本にとってなぜ前者は「天
国」、後者は「地獄」になるのか?
・難問TPPにどう対処すべきか?
・日本のエネルギー自給率を100%にする方法とは?
・日本経済を復活させ、財政も再建する方法とは?
・核兵器を保有すれば、日本は自立できるのか……?
さて、首相に返り咲いた矢部は、はたしてプーチンの秘
策に従って「日本自立」を成し遂げられるだろうか……?
この本を読み終えたとき、あなたは「日本自立」までの
道筋 を、
完璧に理解できるようになっていることでしょう。
●日本自立のためのプーチン最強講義(集英社インターナショナル)
(詳細は→ http://tinyurl.com/nkam4c9 )
↓●「危機克服本コーナー」へ
================================================================
★北野の「危機克服本」コーナー
はじめての方は、まず「危機克服本」の動機と意義について、
こちらをお読みください。↓
http://rpejournal.com/osusumehon.html
●『世界が称賛する 国際派日本人』
(詳細は→ http://tinyurl.com/zj9qvkg )
私がもっとも尊敬する伊勢雅臣先生の新刊です。
尊く生きた日本人、
尊く生きている日本人
の考え方、行き方を知ることができ、本当に感動しました。
既に読ませていただいたので、絶対的自信をもって推薦さ
せていただきます。
皆さん、この本は、間違いなくあなたの「家宝」になりま
す。
繰り返し読むことで、あなた自身、ますます尊く生きるこ
とができるようになるでしょう。
小さいお子さんがいる方は、是非読んで聞かせてあげてく
ださい。
少し大きいお子さんがいる方は、是非プレゼントしてあげ
てください。
親孝行で、大志をもって、熱心に勉強する子供になること
でしょう。
学校の先生は、子供たちに読ませてあげてください。
子供達の目が輝きだすことでしょう。
そして、皆さん、是非この本を大拡散してください。
日本の変革は、私から。
私の変革は、「私の心から」はじまります。
●『世界が称賛する 国際派日本人』
(詳細は→ http://tinyurl.com/zj9qvkg )
は、まさに心の栄養。
これを読むことで、あなたは、変わります。
毎日元気で、使命感をもち、会社で、家族で、みんなと仲がよ
く、
仕事熱心で、やさしく、皆から尊敬される人物になることでし
ょう。
「そんな大げさな!」
と思われかもしれませんが、この本を読んでいただければ、
「ホントにそうだ。
北野さんの話はウソではなかった。
いや、あまりに控え目ですらある。」
と気づいていただけることでしょう。
●『世界が称賛する 国際派日本人』
(詳細は→ http://tinyurl.com/zj9qvkg )
☆PS こちらも絶対お勧めです。↓
●「世界が称賛する 日本人が知らない日本」
(詳細は→ http://tinyurl.com/z5kejz5 )
★★今までに紹介した、絶対お薦め本はこちら↓
(めちゃくちゃ面白く・役立つ本ばかりを厳選してありますよ!)(^▽^)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://rpejournal.com/osusumehon.html
↓●おたよりコーナーへ
================================================================
★★★【北野幸伯の本】
【6刷決定!】【アマゾン(社会・政治部門)1位!】
●「プーチン最後の聖戦」 (集英社インターナショナル)
(詳細は→ http://tinyurl.com/8y5mya3 )
↑
<プーチン本はいろいろ出ているが、これが独特で面白い。>
(立花隆 「週刊文春」2012年7月12日号)
「100年に1度の大不況」はプーチンのせいで起こった?!
今明かされる驚愕の裏真実!(証拠つき)
2003年、フセイン政権を打倒したアメリカは、次にロシアの石油利
権獲得を目指す。
ユダヤ系新興財閥ホドルコフスキーから、ロシア石油最大手「ユコ
ス」買収の約束をとりつけることに成功したのも束の間。
プーチンはホドルコフスキー逮捕を命じ、ロシアの石油をアメリカ
に渡さない決意を示した。
しかし、ホドルコフスキーの後ろには、ロスチャイルド家、ネオコン
の首領チェイニー米副大統領が・・ 。(証拠つき)
こうしてプーチン率いるKGB軍団と世界の支配者の壮絶な戦い
が開始された。
08年のロシア−グルジア戦争でピークに達した米ロの争い。
なぜ両国は和解し、関係を「再起動」することに合意したのか?
プーチンとメドベージェフの対立。
そして、プーチンを裏切ったメドベージェフの背後にいた勢力とは?
大統領に返り咲いたプーチンは、どのようにアメリカに「とどめを
刺す」のか?
豊富な資料と証拠で、あなたの世界観を一変させる真実の書。
「洗脳マトリックス」の心地よいぬるま湯につかっていたい方は、
決して読まないでください。危険です。
●「プーチン最後の聖戦」 (集英社インターナショナル)
(詳細は → http://tinyurl.com/8y5mya3 )
===========================================================
○メールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」
発行者 北野 幸伯
Copyright (C) RPE Journal All Rights Reserved. 358
アドレス変更・解除は http://www.mag2.com/m/0000012950.html
===========================================================
◎このメルマガに返信すると発行者さんにメッセージを届けられます
※発行者さんに届く内容は、メッセージ、メールアドレスです
◎ロシア政治経済ジャーナル
のバックナンバーはこちら
⇒ http://archives.mag2.com/0000012950/index.html?l=itz0f79bd5
◎ロシア政治経済ジャーナル
の配信停止はこちら
⇒ http://www.mag2.com/m/0000012950.html?l=itz0f79bd5
スポンサーリンク
世紀の大統領選もいよいよ大詰め!
叩けば埃が出るのは誰もが同じとは言え、ヒラリーさんの埃、なかなかに濃密(笑)
日時: 2016年10月26日 0:00:00 JST
件名: 【RPE】★ヒラリー・クリントン、FBI副長官を買収???
RPE Journal==============================================
ロシア政治経済ジャーナル No.1454
2016/10/26
===========================================================
ヒラリーさんに「FBI副長官を買収した」疑惑が出てきました。
==========================================================
★ヒラリー・クリントン、FBI副長官を買収???
全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!
北野です。
「世界最大のリアリティーショー」アメリカ大統領選挙、あとし
ばらくで結果がわかります。
数々のわいせつ行為が暴露され、苦境に陥っているトランプさん。
一方で、ヒラリーさんは、「私用メール問題」を抱えていました。
ところが、ここにきて「新たな疑惑」が出てきました。
▼ヒラリーは、FBI幹部を買収したのか?
こちらの仰天報道をごらんください。
↓
<米大統領選 クリントン氏と親密な知事の政治団体、FBI幹部
の妻に5200万円大口献金
産経新聞 10月25日(火)9時10分配信
【ワシントン=小雲規生】米大統領選の民主党候補クリントン氏
と親密なバージニア州知事の政治団体が、連邦捜査局(FBI)幹
部アンドリュー・マッケイブ氏の妻で、2015年に同州議会の上
院選挙に立候補した女性に約50万ドル(約5200万円)の献金
をしていたことが分かった。
24日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルが報じた。>
ヒラリーさんと親密なバージニア州知事の政治団体が、FBI幹部ア
ンドリュー・マッケイブの妻で、バージニア州上院選挙に立候補し
た女性に、
50万ドル(約5200万円)献金した。
バージニア州知事は、マコーリフさんといいます。
マコーリフさんは、
1996年、ビル・クリントンの大統領再選キャンペーン、
2008年、ヒラリー・クリントンの大統領選挙キャンペーン
を率いた人物で、クリントン夫妻と、とても親密。
それで、マコーリフさんの団体が、ヒラリーさんの意志と無関係に
FBI幹部の妻に献金したとは考えにくい。
<マッケイブ氏は選挙後の7月末にFBI副長官に昇格し、クリン
トン氏の私的メールアカウント使用問題の捜査に関わった。
マッケイブ氏の妻はメール問題が発覚した3月に出馬を表明したが、
6月の選挙戦で共和党の現職候補に敗北した。
FBIはマッケイブ氏が妻の選挙運動には関わらなかったとしてい
る。>(同上)
ヒラリーさん友人が5200万円献金した女性の夫は、FBI副長官に昇
格した。
彼は、ヒラリーさんの「メール問題」に関わったのでしょうか?
AFP=時事10月25日付には、こうあります。
↓
<この幹部はその後、クリントン氏の私用メール問題の捜査を監督
する立場になった。>
もう一度整理してみましょう。
1、ヒラリーさんの友人は、FBI幹部の妻に5200万円を献金した。
2、このFBI幹部は、後にFBI副長官になり、ヒラリーさんの「メー
ル問題」を「監督する立場」になった。
これは、偶然でしょうか?
「メール問題」の捜査を監督する人物を「買収」したのでは?
当然、こんな疑惑が出てきますね。
トランプさんの反応は?
<この報道を受け、共和党候補ドナルド・トランプ(Donald
Trump)氏(70)は「クリントン氏は説明責任を果たすべきだ」
と批判している。>(同上)
この問題は、どうなるのでしょうか?
▼ヒラリーは、「超法規的」存在
これ、日本人の感覚だったら、アウトかもしれません。
日本であれば、有罪が確定する前に、マスコミが騒いで退場にな
ります。
実際、日本では、「金銭問題」で多くの政治家が失脚している。
しかし、ヒラリーさんは、どうも「超法規的存在」になっている
ようなのです。
日米関係、米中関係の本質を知りたい人にとって、アメリカ在住
政治アナリスト伊藤貫先生の
●「中国の『核』が世界を制す」
(詳細は→ http://tinyurl.com/jaw77rt )
は、必読です。
伊藤先生によると、クリントン夫妻は、中国から金を受け取って
いた。
しかも、80年代から。
<クリントン夫妻とリッポ財閥の腐敗した癒着関係は、少なくと
も一九八三年から始まっている。>
(「中国の『核』が世界を制す」261p)
「リッポ財閥」とは何でしょう?
<中国共産党と人民解放軍は、クリントン夫妻に対して多額の贈
賄をするパイプとして、インドネシア・香港・中国に拠点を持つ
リッポ・グループ(力宝集団)を使用した。
リッポ・グループはインドネシアの華僑財閥・リアディ家が所有
する企業集団であり、銀行業・不動産業・流通業・観光業等を経
営している。>(同上260p)
「多額の贈賄をするパイプ」として利用される企業。
なんとも「中国らしい」話です。
<ヒラリー夫人が上級パートナーを務めるアーカンソーの法律事
務所は、この時期から、リッポグループの「顧問」として高額の
報酬を得ている。
FBIは、「クリントン夫妻と人民解放軍スパイ機関との協力関係
が始まったのは、たぶんこの頃だろう」と推定している。>
(261p)
この部分は、かなり衝撃的。
なんとFBIは、「クリントン夫妻と人民解放軍スパイ機関が協力
関係にあることを知っている」。
では、なぜヒラリーさんは、オバマ政権で国務長官を務め、民
主党の大統領候補になれたのでしょうか?(理由は、後述。)
そして、ヒラリーさんの夫ビルは1992年、「中国の金も」使っ
て、大統領選に勝利。
さらに1996年、また「中国の金も」使って、再選を果たした。
<クリントン夫妻は一九九二年の大統領選に出馬したとき、リ
アディから少なくとも(後に判明しただけでも)一二五万ドル
の賄賂(違法な政治資金)を受け取っている。
一九九六年の大統領選挙では、リアディ(リッポ・グループ)
からクリントン夫妻へ、はるかに巨額な賄賂が動いた。>(261p)
そして、驚くべきことに、「クリントン夫妻が中国から金ももら
っていたこと」は「公」にされます。
しかし・・・。
<一九九七年にこの事実が明るみに出たとき、クリントン夫妻は、
「われわれはカネを受け取ったかもしれないが、何も憶えていな
い。
誰がカネを出したのか、われわれは何も知らない」と言い張って、
逃げてしまった。>(261p)
ここで、再度疑問がわきます。
なぜクリントン夫妻は、中国から違法な金ももらい、しかもFBI
がそれを知りながら、罪に問われないどころか、出世しつづける
ことができたのか?
<一九九二〜九六年のFBIとNSAの盗聴活動により、中国政府の首
脳部が米国政界に対して大規模な贈賄工作を実行していることは
明らかであったが、国務省・ペンタゴン・司法省・CIAは、この
大規模な贈賄工作を止めることはできなかった。
たぶんこれらの組織は、政治的な理由から動けなかったのだろう。>
(278p)
FBI、NSAは知っていたが、「国務省」「ペンタゴン」「司法省」
「CIA」は、「政治的な理由」から動けなかった。(!)
伊藤先生は、さらに解説をつづけます。
<米民主党の政治家たちが中国から収賄しているというニュース
がアメリカのマスコミに載るようになったのは、一九九六年後半
である。
(中略)
この大規模な贈賄工作が、中国政府のスパイ組織による深刻な外
交問題であるという解説記事が米マスコミに載るようになった
のは、一九九七年の春以降のことである。>(279p)
これを受けて、FBIは、事実関係の調査に乗り出した。
ところが・・・。
<しかしFBIと連邦政府検察官による贈賄事件の捜査は、数か月
しか続かなかった。
一九九七年初頭、ホワイトハウスの命令を受けた司法省が、こ
の件に関する捜査を打ち切る決定を下したからである。>(279p)
しかも、「露骨な圧力」があった。
<この事件の捜査を続行するために独立検察官を任命すること
を主張したキャリア検察官、チャールス・ラベラは、即刻、解
雇された。
他の検察官たちはラベラが即座にクビになったのを見て、「こ
の事件には、深入りしないほうがよい」と理解した。>(279p)
ここでわかるのは、「アメリカは三権分立の確立された理想的
な民主主義国」というのが「幻想だ」ということ。
アメリカにおいても、中ロ動揺、「政治」が「司法」より強い
のでしょう。
ヒラリーさんは、いわゆる「私用メール問題」も逃げ切りまし
た。
今回の「FBI幹部買収疑惑」も、おそらく大さわぎにならない
と思われます。
ここまで読まれた皆さんは、きっと「反吐が出そうだ!」と
思われていることでしょう。
しかし、ヒラリーさんは、日本の軍事同盟国アメリカの大統
領になる可能性が高い人。
中国に対抗するためには、「大事にしなければならない人」。
とはいえ、彼女に関する「不都合な真実」も知っておくべき
ですね。
●PS1
ヒラリー・クリントンに関する「不都合な真実」といえば、
この本は必読です。
●クリントンキャッシュ
(詳細は→ http://tinyurl.com/hp7ynrn )
「ヒラリー財団」や「ビル・クリントン講演」の「グレー
ゾーン」に関する本。
これを読むと、ヒラリーさんは、ロシア、カザフ、インド、
アフリカ、中東、南米でも大金を稼いでいて、
「中国依存度」がかなり下がっていることがわかります。
ある面「ホッ」とする本(笑)かもしれません。
しかし、正義感が強すぎる人は、読まない方がいいかもしれま
せん。
●PS2
北野が「世界情勢分析する方法」を完全暴露しています。
これを読むと、あなた自身で、日本と世界の未来を予測でき
るようになります。
政治家、経営者、起業家、ビジネスマン必読。
↓
【4刷決定!】
●日本人の知らない「クレムリン・メソッド」
〜 世界 を動かす11の原理 (集英社インターナショナル)
北野 幸伯
(詳細は→ http://tinyurl.com/hrq5f3x )
●面白かったら、拡散お願いいたします。>
▼危機克服本コーナーへ
================================================================
【北野幸伯の激面白本】
●日本自立のためのプーチン最強講義(集英社インターナショナル)
(詳細は→ http://tinyurl.com/nkam4c9 )
「日本自立本」の決定版!
最初から最後まで、徹底的に具体的・現実的!
これで、「日本が自立する方法」を完璧に理解できます。
09年9月、アメリカに嵌められたロシア・ベド大統領は、プ
ーチン首相を解任した。
命の危険を感じたプーチンは、日本に政治亡命する。
日本柔道界に保護され、稽古に励むプーチン。
しかし、日本政界は、彼を放っておかなかった。
行列をなして彼のもとへ訪れる日本の政治家たち。
その中に、再起を誓う矢部元首相の姿があった。
プーチンは、90年代アメリカの属国だったロシアを、どうや
って「自立」させることに成功したのか?
懇願する矢部に 、ついにプーチンは口を開き、その「秘密」
を語りはじめた。
「プーチン最強講義」の内容は?
・中国から尖閣・沖縄を守り、かつアメリカからの自立も成
し遂げる方法とは?
・集団的自衛権と憲法改正。日本にとってなぜ前者は「天
国」、後者は「地獄」になるのか?
・難問TPPにどう対処すべきか?
・日本のエネルギー自給率を100%にする方法とは?
・日本経済を復活させ、財政も再建する方法とは?
・核兵器を保有すれば、日本は自立できるのか……?
さて、首相に返り咲いた矢部は、はたしてプーチンの秘
策に従って「日本自立」を成し遂げられるだろうか……?
この本を読み終えたとき、あなたは「日本自立」までの
道筋 を、
完璧に理解できるようになっていることでしょう。
●日本自立のためのプーチン最強講義(集英社インターナショナル)
(詳細は→ http://tinyurl.com/nkam4c9 )
↓●「危機克服本コーナー」へ
================================================================
★北野の「危機克服本」コーナー
はじめての方は、まず「危機克服本」の動機と意義について、
こちらをお読みください。↓
http://rpejournal.com/osusumehon.html
●『世界が称賛する 国際派日本人』
(詳細は→ http://tinyurl.com/zj9qvkg )
私がもっとも尊敬する伊勢雅臣先生の新刊です。
尊く生きた日本人、
尊く生きている日本人
の考え方、行き方を知ることができ、本当に感動しました。
既に読ませていただいたので、絶対的自信をもって推薦さ
せていただきます。
皆さん、この本は、間違いなくあなたの「家宝」になりま
す。
繰り返し読むことで、あなた自身、ますます尊く生きるこ
とができるようになるでしょう。
小さいお子さんがいる方は、是非読んで聞かせてあげてく
ださい。
少し大きいお子さんがいる方は、是非プレゼントしてあげ
てください。
親孝行で、大志をもって、熱心に勉強する子供になること
でしょう。
学校の先生は、子供たちに読ませてあげてください。
子供達の目が輝きだすことでしょう。
そして、皆さん、是非この本を大拡散してください。
日本の変革は、私から。
私の変革は、「私の心から」はじまります。
●『世界が称賛する 国際派日本人』
(詳細は→ http://tinyurl.com/zj9qvkg )
は、まさに心の栄養。
これを読むことで、あなたは、変わります。
毎日元気で、使命感をもち、会社で、家族で、みんなと仲がよ
く、
仕事熱心で、やさしく、皆から尊敬される人物になることでし
ょう。
「そんな大げさな!」
と思われかもしれませんが、この本を読んでいただければ、
「ホントにそうだ。
北野さんの話はウソではなかった。
いや、あまりに控え目ですらある。」
と気づいていただけることでしょう。
●『世界が称賛する 国際派日本人』
(詳細は→ http://tinyurl.com/zj9qvkg )
☆PS こちらも絶対お勧めです。↓
●「世界が称賛する 日本人が知らない日本」
(詳細は→ http://tinyurl.com/z5kejz5 )
★★今までに紹介した、絶対お薦め本はこちら↓
(めちゃくちゃ面白く・役立つ本ばかりを厳選してありますよ!)(^▽^)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://rpejournal.com/osusumehon.html
↓●おたよりコーナーへ
================================================================
★★★【北野幸伯の本】
【6刷決定!】【アマゾン(社会・政治部門)1位!】
●「プーチン最後の聖戦」 (集英社インターナショナル)
(詳細は→ http://tinyurl.com/8y5mya3 )
↑
<プーチン本はいろいろ出ているが、これが独特で面白い。>
(立花隆 「週刊文春」2012年7月12日号)
「100年に1度の大不況」はプーチンのせいで起こった?!
今明かされる驚愕の裏真実!(証拠つき)
2003年、フセイン政権を打倒したアメリカは、次にロシアの石油利
権獲得を目指す。
ユダヤ系新興財閥ホドルコフスキーから、ロシア石油最大手「ユコ
ス」買収の約束をとりつけることに成功したのも束の間。
プーチンはホドルコフスキー逮捕を命じ、ロシアの石油をアメリカ
に渡さない決意を示した。
しかし、ホドルコフスキーの後ろには、ロスチャイルド家、ネオコン
の首領チェイニー米副大統領が・・ 。(証拠つき)
こうしてプーチン率いるKGB軍団と世界の支配者の壮絶な戦い
が開始された。
08年のロシア−グルジア戦争でピークに達した米ロの争い。
なぜ両国は和解し、関係を「再起動」することに合意したのか?
プーチンとメドベージェフの対立。
そして、プーチンを裏切ったメドベージェフの背後にいた勢力とは?
大統領に返り咲いたプーチンは、どのようにアメリカに「とどめを
刺す」のか?
豊富な資料と証拠で、あなたの世界観を一変させる真実の書。
「洗脳マトリックス」の心地よいぬるま湯につかっていたい方は、
決して読まないでください。危険です。
●「プーチン最後の聖戦」 (集英社インターナショナル)
(詳細は → http://tinyurl.com/8y5mya3 )
===========================================================
○メールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」
発行者 北野 幸伯
Copyright (C) RPE Journal All Rights Reserved. 358
アドレス変更・解除は http://www.mag2.com/m/0000012950.html
===========================================================
◎このメルマガに返信すると発行者さんにメッセージを届けられます
※発行者さんに届く内容は、メッセージ、メールアドレスです
◎ロシア政治経済ジャーナル
のバックナンバーはこちら
⇒ http://archives.mag2.com/0000012950/index.html?l=itz0f79bd5
◎ロシア政治経済ジャーナル
の配信停止はこちら
⇒ http://www.mag2.com/m/0000012950.html?l=itz0f79bd5
スポンサーリンク
コメント 0